こんばんは!
グローバル・ロイズ株式会社
制作スタッフの森山です。
本日も、この『ロイズマガジン』をご覧いただき
ありがとうございます!
前回のロイズマガジン、読んで頂けましたか?
FXトレーダーの大多数である
欧米の投資家たちが好んで使う
“ 世界基準のチャート分析術 ”
「 プライスアクション 」のほんの一端について
触れさせていただきました。
今回はその流れを、引き継いで
『 プライスアクション 』のトレード活用術について
あなたにお伝え出来ればと思います!
前回の内容を踏まえての解説となりますので、
「まだ読んでないよ!」
という方は、今すぐ前回のメールをご覧になってから
この続きを読み進めていってくださいね。
“ 基本的なプライスアクション ”
前回もお話した通り、
プライスアクションとは、
ローソク足の形、並び方のパターンから
相場の特徴・方向性などを見つけ出し、
未来の価格を予測することです。
パターンや法則性と聞くと、
複雑そうな気がしますが、
実はプライスアクションって基本の形は
たった3つのパターンしかないんです!
・転換
・持ち合い
ここからは、各パターンひとつひとつご紹介していきますね。
1.「スラスト」
(トレンド継続のプライスアクション)
トレンド継続のプライスアクションは「スラスト」といいます。
1つ前のローソク足の高値を更新して
終値が形成(陽線でローソク足を形成)した場合「スラストアップ」
1つ前のローソク足の安値を更新して
終値が形成(陰線でローソク足を形成)した場合「スラストダウン」
と呼ばれており、それぞれ、
上昇トレンド・下降トレンドの継続が予想されるプライスアクションです。
長期間、もしくは大きく価格が動くときほど、
この「スラスト」が頻繁に見られる傾向にあります。
「順張り(トレンドフォロー)」で
トレードするときの判断基準として用いられることもあります。
2.「リバーサル」 (転換のプライスアクション)
トレンド転換のプライスアクションは「リバーサル」といいます。
1つ前のローソク足の安値を更新して、
さらに高値を実体で超えて形成した場合「リバーサルロー」
1つ前のローソク足の高値を更新して、
さらに安値を実体で超えて形成した場合「リバーサルハイ」
と呼ばれ、
リバーサルローは上昇トレンドへの転換、リバーサルハイは下降トレンドへの
転換を示すプライスアクションです。
ただし、この「リバーサル」が出現した=トレンド転換
と考えると、痛い目を見る場合もあるので要注意です。
防衛策のひとつとして、
直前のトレンドをヒントに「リバーサル」を判断すると良いでしょう。
例えば、リバーサルローが形成されて
上昇トレンドに転換する場合は、
その直前まで下降トレンドが発生していることを確認すること
これが重要となります。
直前のトレンドを確認するだけでも、
FX初心者は失敗を減らせるでしょう。
3.「インサイド」 (持ち合いのプライスアクション)
持ち合いとは、いわゆるレンジ相場のことで、
トレンドが発生しておらず、買いと売りが攻防している状態を指します。
持ち合いのプライスアクションは、
1本のローソク足の中で、次のローソク足が形成される
「インサイド」が基本です。
「FX初心者は順張りから」とよく言われています。
何故なら相場の方向感がない状態で、
初心者がトレードするのは、かなり難しいからです。
「インサイド」が見られたら、いったんはトレンドが収束し、
持ち合い相場に突入することが予想されますので、
FX初心者は無理せず、次のトレンド発生まで待つ判断が賢明です。
いかがでしたでしょうか?
このように、ローソク足の並び
ひとつ取っても、こんなにも情報を得ることが出来るんです。
お使いのインジケーターやツールに頼りつつ、
こういった細かいエントリーポイント・決済ポイントを
探ってみるのも面白いのではないでしょうか?
次回は、
この『 プライスアクション 』について
さらに踏み込んだ解説をしていければと思っています!
ぜひ、あさっての7月10日(金)の
ロイズマガジンを楽しみにしていてくださいね。
それでは、また金曜日!
グローバル・ロイズ株式会社
制作スタッフ 森山